035_マイルール_600

長女テレサのお話。


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【解説】

何か行動を起こす動機なんて、
原始的な欲求が先にあって、
もっともらしい理由は
ほとんど後付けだと思う。


自分の欲求を、自分の中でどう解釈すればいいか、
フレーミング次第だ。


そして人間は、もっともらしくするのが大好きなのだ。
人間から大義名分を根こそぎ絶ったらどうなるか。


「かねがほしいから、うったえた」

「はじをかかせたいから、ひとまえでしかった」

「きにいられたいから、おごった」


まるで、小学生の作文だ。
これがまかり通れば、世界は『北斗のケン』の舞台みたいになってしまう。


人は誰でも自分の欲求を、どれだけでも正当化できる高い能力を持っている。



「私は、常日ごろから、格差社会に不満を覚えていました。


私が求めているのは、偏りのない、平等な社会です。


なぜ、富と物資はあるところには有り余っているのに、


無いところには、必要最低限なものさえ届かないのでしょう。


私は、そんな現状に憤りを感じています。


私は、本当に必要とする人のもとに、必要な物資を届けたい。


だから…、


だから私は…、


マスクを高額で転売しました。」




爆。




会社で予算を通すときに、経理を納得させるために、
(やった経験ないからよくわからんが)

たとえば、XXXを購入したいが、○○費としては高すぎるので予算が通らない、
だけど名目を変えて△△△費用としてなら安いのでそちらで落とす、みたいなことをやっていたりする。


そう考えると、自分の中にいる『経理』を納得させるための戦術なわけだ。

こういうしたたかなことを、脳みそは一瞬でやってのけるからすごい。

しかも無意識のうちに。



035_おまけ


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