054_プレゼント_300

グリーと、フリードのお話。



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【解説】

政府のコロナ対策支援で、
肉券だ、お魚券だ、30万給付だ、マスク2枚だといろいろあったけど、
その度ごとに『怒りの声』をあげる人たちがTwitterなどで散見された。

しかし実際、この人たちの内訳は

表面的に怒りの声をあげてるだけで、内面は至ってクールな『パフォーマンス派』と、

私怨だか公憤なんだかわかんない語調で、矢継ぎ早に提案に噛みつく『はらわた煮えくり返ってる派』とで分かれていると、私は睨んでいる。

ちなみに、インテリジェンスに静観を決め込んでいる私は、
『ぎょうさん貰えるに越したことはあらしまへん派』である。


さてさて、結局一律10万もらえるという結果に落ち着いた。


私としては、ちょいと手続きするだけで10万(月収なみ)もらえることになったわけだから、
「サンキュー・ジャパニーズ・ガバメント」って感じだけど、
肉だ魚だなどに目くじら立てていた人たちは
どんな顔して受け取ってんだろか?

「くそう、もっともらえる予定だったのに、ABE政権め…!」と
苦虫噛み潰したような顔して受け取ってんだろうか。

それとも、苦虫噛み潰したような顔しながら、苦虫噛み潰してんだろうか。


私の知るところではないが、
何かに対してどれだけ期待感を抱いていたかで、
その受け取り方、「喜べるか」「失望(がっかり)するか」もずいぶん変わる。


確かに、現金給付が、マスク2枚に化けかけたときは
「おぃおぃまじか」とほんの少し動揺をしてしまったけど、
貰えなかったマスク二枚を、もらえることになったんだから、
それはそれでいいじゃん、と納得することにした。


なぜかというと、変えられないものが変わることに期待をかけるのは、
エネルギーの無駄遣いだと思うから。


私にとって、政府の決定なんて遥か上空で行われている空中戦だ。
パンが降ってくるか、ゴミ屑が降ってくるかは、上空の乗組員次第だ。
通信手段があるなら一応ニーズを伝えるが、(もちろん選挙も行く)
竹槍で打ち落とそうなんて思わない。
それこそ、エネルギーを無駄に使うことだ。

大切なのは、『自分が変えられること』と、
『自分では変えられないこと』とを
きっちりと分けておくことだと思っている。


そして、変えられないことではなく、変えられることにエネルギーを使うこと。
自分がすべきことは、
飛行機にパンを求め声を枯らすことではなく、
自分の畑をたがやかすことである。


期待してもしかたない。要求はしても、身を委ねたりはしない。
期待しなければ、失望しない。これはある意味無敵の成功法則だ。

そうすると、ゴミ屑が降ってきてもしかたない、
美味しいパンが降ってきたら、棚ぼたの恵みだ。

さて、思わぬところから舞い降りてきた10万円、何に使おか。
焼肉でも食べにいきたいわ。焼肉きんぐ。10万円分。



054_おまけ

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